花粉症の方は胃腸ケアを!(^^)! - 漢方ダイエットドラッグストア中央

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健康

2025.02.15

もう皆さんご存知と思いますが、今年も花粉量がとにかく多いようです。

その上に、飛散開始時期が早いそうで、すでに症状が絶頂に出ておられる方おられます。

私自身、自慢になりませんが花粉症のベテランです。

おかげさまで年々ましになってきています＼(^o^)／

花粉症時の養生は非常に大切です。

鼻炎薬等飲んでいるだけではなかなかです。。。

花粉症時期の養生法を、昔から伝わる漢方の陰陽五行説における鼻の病気のことで考えてみると、外的な要因だけじゃなく、私たちのカラダで何を大切にせにゃあかんのかが見えてきますので、併せてご紹介します。

① 肝の気を整える（ストレスを減らす）

春は「肝」の働きが活発になりやすい季節なんです。

でも、ストレスが多すぎると肝の気が滞り、

「気滞（きたい）」

の状態になり、免疫の過剰反応を引き起こしやすくなります。

★おすすめの養生法
✅ 深呼吸やストレッチを習慣にする（特に朝の深呼吸が◎）
✅ 散歩や軽い運動で気の巡りを良くする（特に公園や自然の多い場所）
✅ イライラしやすい人は、菊花茶やミントティーで気を落ち着ける

②肺を強くしてバリア機能を高める

五行では「金」に属する「肺」は、外からの邪気（花粉やウイルスなど）を防ぐバリアのような役割を持っています。肺が弱ると、花粉に過敏に反応しやすくなるため、肺を元気にする養生が大切です。

★おすすめの養生法
✅ 呼吸法（特に腹式呼吸）で肺を鍛える
✅ 白い食材（大根、レンコン、白きくらげ、梨など）を意識して摂る
✅ 朝の乾布摩擦や軽い運動で発汗を促し、体表のバリア機能を強化

③脾（胃腸）を整えて余分な湿を溜めない

花粉症の症状が強い人は、「湿（しつ）」が溜まりやすい傾向があります。特に、胃腸（脾）が弱ると、体に余分な水分が溜まり、鼻水やくしゃみがひどくなることも。

★おすすめの養生法
✅ 冷たいもの・甘いものを控えめにする（特にアイスや甘いジュース）
✅ 胃腸を温める食材（しょうが、ネギ、味噌、発酵食品）を積極的に摂る
✅ 消化に良い食事を心がけ、食べ過ぎを防ぐ（腹八分目を意識）

④春のデトックスを意識する

春は冬に溜め込んだものを出す時期。排泄や発汗を促し、体内の余分なものを流すことが花粉症対策にもつながります。

★おすすめの養生法
✅ よもぎ茶やハトムギ茶で体の余分な湿や毒素を排出
✅ お風呂やサウナで汗をかく習慣をつける
✅ 春野菜（ふきのとう、菜の花、タラの芽）を食べてデトックス

⑤花粉症におすすめの漢方

花粉症のタイプによって使う漢方が異なります。

🟢 水っぽい鼻水・くしゃみが止まらないタイプ（冷えが原因）
→ 小青竜湯（しょうせいりゅうとう）
→ 麻黄附子細辛湯（まおうぶしさいしんとう）（冷えが強い人向け）

🟡 目のかゆみ・充血・イライラタイプ（熱がこもっている）
→ 越婢加朮湯（えっぴかじゅつとう）
→ 黄連解毒湯（おうれんげどくとう）（炎症がひどい場合）

🔵 胃腸が弱く、花粉症が長引くタイプ
→ 補中益気湯（ほちゅうえっきとう）（体力不足の人向け）
→ 苓桂朮甘湯（りょうけいじゅつかんとう）（めまい・だるさを伴う場合）

＜＜花粉症を和らげるための生活習慣＞＞

🌱 ストレスを溜めず、肝の気を巡らせる（散歩・深呼吸・リラックス）
🌱 肺を強くし、バリア機能を高める（白い食材・呼吸法）
🌱 胃腸を温め、余分な湿を溜めない（甘いもの・冷たいものを控える）
🌱 春のデトックスを意識する（発汗・ハトムギ茶・春野菜）
🌱 体質に合った漢方で整える（タイプ別の漢方選び）

花粉症は、日々の生活習慣を整えることで軽減できます。今年の春は「肝・肺・脾」を意識した養生を取り入れて、快適に過ごしましょう！

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最後まで読んでくださってありがとうございます。