ダイエット
こんにちはかんじんかな~めです。
夜が眠りやすい気温になってきて嬉しい限りです。
体重増加と胆汁の関係!?①の続きです。
~~~胆汁が脂肪を分解し血糖値を正常に保つ~~~
弱った胆嚢にたまった胆汁は、毒を含んでドロドロしています。
ドロドロのいわば毒性の胆汁は、
胆管をスムーズに流れることが出来ないんです。
<毒性になる原因>
・コレステロール過多
・毒素の蓄積
・胆管の詰まり
さらには
・レシチンなど胆汁を健康に保つ栄養素が足りないこと。
血糖値が高いと胆汁がドロドロになったり、
胆石ができたりする
という研究結果もあるそうです。
「胆汁」を「食器用洗剤」に例えてみます。
油汚れ(脂肪)を、しずく程度に分解します。
(このプロセスを乳化といいます)
そこに消化酵素(リパーゼ)が登場して、
乳化した脂肪を完全に消化することができます。
胆汁の成分のほぼ80%を占める「胆汁酸」は
コレステロールからできています。
まず肝臓で原料が生成され、
そこにアミノ酸の「タウリン」と「グリシン」が混入することで、
胆汁酸の原形ができ、水溶性になることで、
脂肪が乳化しやすくなります。
この合成物は胆汁酸塩と呼ばれ、
小腸のバクテリアによって『二次胆汁酸』に変換されます。
毎日大量の胆汁酸が小腸に流れ込んでいますが、
その95%は血流にのって肝臓に戻ります(再利用してます!)
残りの5%は便といっしょに排泄されます。
大腸に入った胆汁酸は、
水分を集めて便秘を防ぐ働きをします。
大腸内の胆汁が正しく血流に再吸収されないと、
「胆汁性下痢」
と呼ばれる症状が起こります⇒慢性的な腹部膨満感と水様の便。
胆汁酸は血糖値とも密接な関係があるんです。
Ⅱ型糖尿病やインスリン抵抗性のある方は、
胆汁酸の量が足りてないことが多いそうです。
血糖値を正常に保つには、
胆汁が正しく分泌されている必要がある
ということがわかっています。
肥満やメタボでお悩みの方、お腹が弱いと感じている方、
いつもと変わらぬ量の食事をしているのに、
食後の不快感が出る方、
などなども、
胆汁が足らなかったり、再利用されているために、
胆汁の質が落ちてきている・・・かもしれません。。。
質を上げる(キレイにする)
量を増やす(機能を取り戻す)
新しい胆汁酸の量が増えると、
・脂肪の消化吸収を助ける
⇒基礎代謝がアップ
・細胞を活性化させ、脂肪を燃焼を促す
どうやって増やすんでしょうか???
・・・・・・・・・・・・
次回③最終章とさせていただきます。
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最後まで読んでくださってありがとうございます。
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